こんにちは!ジュリアンです。
京都で暮らす、日英バイリンガルの幼児音楽講師です。日本とアメリカ、ふたつの文化のなかで育ちました。
「小鳥のようにただ歌いたい。だれが聴いているかも、どう思われるかも気にすることなく。」 —— Rumi
子どもの頃からクラシックのバイオリンとピアノを習っていました。ハーバード大学に進学してからは、英文学と東アジア研究を専攻しながら、学内の室内楽団でバイオリンやチェンバロを演奏していました。
ただ、子どもの頃からクラシックの練習を重ねるなかで「完璧に弾かなければ」というプレッシャーが少しずつ積み重なり、次第に音楽への情熱が薄れていって、卒業後は長いあいだ楽器をケースにしまったまま過ごしていました。

そんな私がもう一度音楽を好きになれたきっかけは、「人と声を合わせる温もり」と「娘の誕生」でした。
東日本大震災のあと、東北で復興支援の仕事をしていた頃、地域の方々と懐かしい唱歌やフォークソングを一緒に歌う機会がたくさんありました。誰かに見せるためではなく、ただみんなで声を合わせることが、どれほど心地よく心をほぐしてくれるかを実感した時間でした。
そして母になったとき、音楽と強く出会い直しました。私が歌うと娘が応えてくれて、やがて娘自身が、一日じゅう歌うようになりました。その姿を見ていて、音楽はもともと、完璧な技術や上手な演奏のためのものではなかったのだと、はっきりわかりました。
音楽は、私たちがいちばん最初に出会う、世界のどこでも通じる言葉です。人が人であることの、根っこにあるもの。どの子も、生まれたときから持っているもの。そして、家族の心が通い合う、いちばんシンプルで、それでいて魔法のような方法のひとつです。

クラスは、コダーイ・システムに着想を得て米国の教育学者ジョン・ファイアアーベント博士が提唱した音楽教育『First Steps in Music』から、大きく影響を受けています。歌い継がれてきたフォークソングを土台にするという考え方です。
娘の姿に背中を押されて、乳幼児期の音楽とムーブメントを学ぶ Music Together® Teacher Training も修了しました。指導者としての学びを、もっと深めたいと思ったからです。

歌うのは「才能のある人」がすること。いつのまにか、私たちはそんなふうに思わされてきた気がします。音楽が「上手な人が届けて、私たちは聴くだけの存在」になっていくなかで、みんなで声を合わせる時間は、家庭のなかからも、そっと消えていきました。
でも音楽は、スピーカーから流れてくるものを、ただ受け取るだけのものではないと思うのです。
恥ずかしさは入り口に置いて、親子で思いきり声を出す。一緒に音楽をつくることの楽しさと力強さを、ここで味わってほしい。そう思って、この場所をつくりました。




Tuneful, beatful, and artful.
なじみのある童謡に加えて、世界各地で歌い継がれてきた素朴なフォークソングや子守唄を取り入れています。幼少期にさまざまな音階や響きにふれる体験が、お子さま本来の「豊かな音の耳」を育てます。
クラスの土台は、ハンガリーのコダーイ・アプローチに着想を得て、米国のジョン・ファイアーアーベント博士(Dr. John Feierabend)が提唱した音楽教育『First Steps in Music』。「上手に歌う」「正しく演奏する」ことを急がず、遊びのなかで自然と育つ3つの力を大切にしています。
- Tuneful(音を思い浮かべて歌う): 頭の中にメロディを思い描き、のびのびと声に出せること。
- Beatful(リズムを体で感じる): 音楽の心地よい一定のテンポや拍を、体いっぱいに感じとること。
- Artful(心で味わう): 音の美しさにふれ、心がふっと動かされること。
いっしょに歌って、英語の世界へ。
乳幼児期、音楽と言葉を処理する脳のネットワークは深くつながり合っています。
一緒に歌ったり体を動かしたりする遊びの中で、子どもたちは、フラッシュカードなどの目だけを使う反復学習法を使わなくても、英語独特のリズムやフレーズ、抑揚を自然と吸収していきます。
0〜5歳は、音楽と言葉の土台が豊かに育つ特別な時期。だからこそ、家族で一緒に音を楽しむ時間が、心地よく言語力を育てることにそのまま繋がります。
「文字や文法ではなく、音や感覚から自然に英語が入っていく様子がとても嬉しいです。お家でも子どもたちが自然と英語の歌を口ずさんでいます!」
「講師の歌声&演奏がとっても優しく楽しくて、子どもも親も、英語に包まれ、体と心に沁みわたるような体験でした!」